2022-11

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46 『機械』  横光利一

『機械』 横光利一  新潮日本文学 14      1930年「改造」    (青空文庫)今回も難敵 登場人物の感情を追うか、作品の新しさを追うか「私」は九州から出てくる途中で知り合った夫人のつてでその弟の会社に入った。薬品を扱う会社で、危...
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45 『流刑地にて』 カフカ

『流刑地より』 フランツ・カフカ   ちくま文学の森 11またまた厄介な物語先生カフカって知ってる?聞いたことあるね。高級そうだね、でも難しそう。考えがいのある作品ばかりだなあ。流刑地での処刑の立会いに招かれたある旅行家に将校はその処刑装置...
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44 『キャラメル工場から』  佐多稲子

『キュらメル工場から』  佐多稲子  平凡社 「モダン都市文学 Ⅷ」覚えておこう 時間配列の組み替え弟の寝床の裾を上げて、ひろ子は朝食をそそくさと終えた。祖母は心配し、もっと食べて行きなさいと言ったが、時間がないとベソをかきながら彼女は工場...
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43 『楢山節考』  深沢七郎

『楢山節考』 深沢七郎  「現代の文学9 杉浦明平 深沢七郎 」  講談社 (青空文庫)名作だ、という話は聞いていたんだ先生学校の授業に相応しいかどうかわからないが、私自身ながく気になっていたのに読んだことがなかった作品だった。読み始めてし...
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42 『虫のいろいろ』  尾崎一雄

『虫のいろいろ』 尾崎一雄  新潮文庫小さな虫たちから教えられたもの先生前回の『黒猫』と同じような設定で、違った小説。主人公も違った感想を持っていく。その辺の比較も考えながら読んでいこう。晩秋の陽ざしの中、私の病気は少しずつ悪くなっていくと...
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41 『黒猫』  島木健作

『黒猫』  新潮文庫『赤蛙』   (青空文庫)自分をうつすものへの視線を感じるか先生いわゆる私小説といわれているものを二つ、続けて読んでみようと思う。私小説、心境小説といわれているものとして、前に『城の崎にて』を読んだが、意外にみんなの反応...
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40 『大帽子男の伝説』 
ミゲル・アンヘル・アストゥリアス(グァテマラ)

『20世紀ラテンアメリカ短編選』岩波文庫70年代にブームとなったラテン文学の一つ 世界の片隅に修道院があった。修道士たちはその責任から離れて美術や科学、哲学の研究に熱中した。その中でただ〈修道士〉とだけ呼ばれている者がいた。祈りだけを旨とし...
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39 『車内』 グエーズィンヨーユー

21世紀ミャンマー作品集 (大同生命国際文化基金)ビルマの短編東南アジアにも、もちろん短編小説がある。図書館にあったからビルマ(ミャンマー)の作品を紹介しよう。今現在も大混乱の国であり、政権による人権侵害という問題があるようだが、本来穏やか...
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38 『小僧の神様』 志賀直哉

『小僧の神様 他10編 』 志賀直哉 岩波文庫   大正8年12月有名な小説だが、小僧が神様を感じ取ってしまった話なのか、それとも神様と勘違いされた男の話なのか仙吉は神田の秤屋の店に奉公している。秋のある日古参の番頭と若い番頭が話をしている...