katsumi

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80『三人妻』 尾崎紅葉  岩波文庫 その2

簡潔かならずしも名文ならず先生まず、前回の話を思い出す意味でも、日本にレトリック研究を人々に広めた言語学者、佐藤信夫(1932~1993)『レトリックと記号論』の「美文の効用あるいは無用」という文章を読んでみたいと思う。時代おくれ美文という...
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79 『三人妻』尾崎紅葉 岩波文庫 続いて修辞についても

“表現テクニック”こそが本流ってのは、ひとまずわかりました先生前回は『イル・ポスティーノ』を読んで、その中で語られていた“隠喩”というものを考えた。一つの読み方として、主人公の詩への傾倒の原因である隠喩の力を中心に読んでみたね。確認したかっ...
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78 『イル・ポスティーノ』 アントニオ・スカルメタ

『イル・ポスティーノ』 徳間文庫  鈴木玲子 訳意外と広く知られた映画の原作先生さて、今回は『イル・ポスティーノ』っていう小説を読んでみて、どういう物語か、自分なりの読み方をしてみて。いつも言っているけど、こうとしか読めない、というところか...
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77 『貧しき人々』その3 と『十二人の手紙』               

『貧しき人々』と『十二人の手紙』  書簡体小説はなぜ成立するのか手紙の形で小説にするって、理由あるのかな先生今回はまず『貧しき人々』が書簡体の小説であることで、どんな特徴があるだろうか、を考えて言ってみて。思いつきでいいから。広田先週からな...
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76 『貧しき人々』その2 ドストエフスキー と 『駅長』 プーシキン も

『貧しき人々』 と『駅長』話の筋だけが小説ではない。でもどうなるの?って思うのは、人の常。先生引き続き『貧しき人々』の中途半端な書簡の先を考えてみたいが。みんなには光文社古典新訳文庫の解説も読んでもらったよな。それでこの作品の終わりのところ...
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75 『貧しき人々』 その1 

ドストエフスキー  安岡治子 訳光文社古典新訳文庫 巨大な山 ドストエフスキーの処女作先生今回はまた厄介な作品だけど、チャレンジしてみたい。私にとってもこれは難敵だったんだけどね。ドストエフスキーの『貧しき人々』だ。ドストエフスキーってのが...
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74 カズオ・イシグロを読む その3

『遠い山なみの光』「遠い山なみ」を眺める心境では読めないね先生前回に続いて、イシグロの作品を読んでいくけど、今回は『遠い山なみの光』です。これは『浮世の画家』よりも前に発表された作品で、日本を舞台とした長編。二作を比べてみると面白いと思うん...
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73 カズオ・イシグロを読む その2

『浮世の画家』続きなぜそこに書かれていないのか?ないことに意味があるはずだ。先生前回は『浮世の画家』で見た信用できない語り手の話から、重層的な語りを感じる読者を話し合ったが、そのほかにもこの作品から感じるものはあったんじゃないかな。先にちょ...
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72 カズオ・イシグロを読む その1

72 『浮世の画家』 カズオ・イシグロ  ハヤカワepi文庫You are the apple of my eye の apple ってどんなだっての?先生むかし、スティーヴィー・ワンダーという歌手がいてね、いや今でも活躍しているのかもしれ...
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71 『走れメロス』 太宰治

走れメロス単純な友情のお話、なんてことじゃないみたいですね先生今回はお馴染みの小説。教科書の定番の一つらしいからみんな読んだことあるんじゃない?それをもういっぺん考え直してもらおうじゃないか。中学校ではどんな授業してた?まずその辺から言って...